アメリカ系外資系企業に転職して気づいたこと①
英語力を生かすためにアメリカ系企業に転職し気づいたこと
アメリカ系企業に転職しました。それまでは日本の会社に勤めていたのですが、英語が得意だったのでそれを生かすために外資系に移ったのです。
外資系に移って気づいたことがいくつかあります。英語力の重要性を改めて実感しました。英語ができないと、外資系で働くのは難しいです。当たり前のことですが、同僚の社員の言うことが分からなかったら仕事になりません。
アメリカ系の人達は早口な人が多くて、相手の話を聞き取るのに苦労することがあります。特に入社してしばらくの間は、苦労しました。話す力や文章を書く力も大切ですが、外資系では英語を聞き取る力が特に重要であることに気付きました。
自分で考えて自分で動く力が大事
セルフマネージメントの力も求められます。日本の企業と異なり、自分で考えて自分で動いていくことが大切です。上司が指示を出して、それに従うこともあります。しかしそれよりも自分で仕事を企画して、その企画に従って動いていかなければ会社の中で実績を上げることができません。
上司は私がやった仕事をチェックするだけのことが多いです。訂正を求められることもありますが、具体的な指示は少ないです。訂正を求められた時も、自分で考えて仕事のやり直しをしなければなりません。
アメリカ系企業は、一人一人の持ち味を大切にすることも分かりました。組織の中の和を大切にする日本人と対照的です。日本の場合は会社の一員であることが重視されますが、外資系では一人の個人としての生き方が重視されます。
自分の意見をしっかり主張
仕事に対して意見を述べる時も個人的な視点が重視されます。それが個性的だったら評価されることが多いです。日本の会社でそんなことをしたら、でしゃばっていると言われることがありますが、アメリカではそんなことはありません。他の人に合わせていたら覇気のない人だと思われてしまいます。
アメリカ系企業で働いてみて自分を確立し、自分の個性を生かしながら働くことが成功につながると思うようになりました。
外資系企業で必要な英語力はポジションにより変わる
外資系企業でどれぐらいの英語力が必要かはポジションによってかなり差があります。実際のところ、英語力以上に大事なのは業務に関する経験・ポテンシャルなのです。そのためジュニアのポジションであれば英語については嫌いではなく、これから一生懸命勉強したいという心持ちの方が大事です。一方、本国とのやりとりが多いマネージャクラス以上のポジションであればTOEIC800点以上は欲しいところです。そのため若いうちにジュニアのポジションで外資系に転職し、英語力を磨く環境として外資系企業を利用することは大いにありだと思います。