中国系外資系企業に転職して気づいたこと①

日本でも有名な中国系のパソコン会社に転職
私は中国系の外資系企業に転職しました。パソコンの会社で日本では有名なところです。中国系の場合は、企業の形態がいくつかありますが、この会社は国有企業で日本人が働くのは難しいと感じました。
私が入ったのは外資系ですが、日本の会社とも合弁している会社です。中国系の会社では中国語の能力が特に重要視されます。中国語で自分の意志をきちんと伝えられるレベルの能力が必要です。
私はもともとアメリカ系の外資系企業に努めていました。そのため英語は得意でしたが、中国語については大学の時に第二外国語として中国語を学んでおり、中国語もそこそこ使うことができました。
先ほど中国系の会社では中国語が特に大事と言いましたが、グローバル企業ですからやはり中国語のみではなく、英語もできた方が仕事はやりやすいです。
中国語は中国人とコミュニケーションする時に使われ、英語は欧米の会社と取引する時に使います。中国語の方が重視されるのですが、英語もできたらさらに有利になります。
欧米人も働いているグローバルな中国系企業
私の会社では中国人だけではなく、欧米人も働いています。その人たちは英語も使いますが、中国語も使います。
私は英語の方は自信があるのですが、中国語は流暢に話せるわけではありません。せっかく中国系の外資系に入れたので、今後は中国語を磨きたいと思っています。
中国系企業で感じた実力主義
感じたことは中国の会社でも、欧米の会社と同じように実力主義ということです。実力があれば、それが認められて出世していきます。
仕事で成功すれば会社に入ってすぐに昇進、ということも珍しくありません。あまり会社の枠組みにはこだわらず、個人の実力が物を言います。これは欧米の外資系企業と同じです。
私がこの会社に入る前に働いていたアメリカ系の会社でも、成果主義が徹底していました。実力のある人は、他の会社から引き抜かれることもあります。
昔の日本のように一つの会社に忠誠心を持つ人はほとんどいません。会社はお金を稼ぐところと張り切っている人が多いです。
そのため日本の会社にくらべて、人間関係がドライと言えるかもしれません。それを嫌がる人もいるのかもしれませんが、日本の会社のように窮屈なところがない点は良いところだと思います。
中国企業への転職はリスクではなく実力主義への転機

中国企業への転職は未知への挑戦で不安になる人も多いと思います。その世界は実力主義であり、実力主義はこれからの社会では普通と思った方が良いでしょう。実力主義と聞いて怖いと思う人もいるかもしれませんが、それほど心配する必要はありません。それは実力主義で仕事をするのは慣れの部分が大きいからです。以外と人間は自分の能力を過小評価しがちです。普通に自分の能力、経験、魅力を伝えることができるようになれば実力主義での仕事の仕方が自分に合っていたと気づく人も多いでしょう。そのため中国企業への転職をリスクととらえるのではなく、実力主義という新しい働き方に挑戦する転機と考えてみてはどうでしょう。その理由を深堀してみます。
中国は今後さらなる経済大国になる
いま外資系企業への転職で給与が高い国と言ったらやはりアメリカでしょう。アメリカは世界一の経済大国で新しいビジネスを次々を作り出しています。
日本で外資系企業に勤める場合の給与は、親会社の給与額が高い方が日本で払われる給与も高い傾向があります。そのため今であればアメリカ系企業への転職が給与的に有利かもしれません。
一方で中国企業はこれからますます大きく所得を伸ばしていくと推測され、それに伴って給与・賞与の額が高くなる可能性が大です。
中国企業への転職はリスクととらえる見方もありますが、実力主義を身に着ける転機でもあり、その後の給与アップも期待することができるという点でリスクのみならずメリットもあると言えます。
中国企業の成長とともに自分も成長することができる
日本人の多くが公務員や安定した仕事を求めているのが現状だそうです。
一方、中国では外資系企業に勤めたり起業を目指す人が多く、海外留学も盛んで活気にあふれています。
もしそのような活気にあふれる環境に身を置くことができたら、きっと自分の意識も変わっていくでしょう。
実力主義は当然のこと、更に向上心を持って仕事に取り組むことで昇進・昇給もついてくると思います。
またこのような環境の中で切磋琢磨することで、将来様々な分野でトップになるであろう人脈とつながることができるでしょう。
中国企業に転職することがリスクと感じるのはきっと一瞬のことだと思います。
周りの環境に後押しされ、自然と実力主義での働き方が身につき将来の可能性が広がるメリットも考えてみると中国企業への転職がますます魅力的になるかもしれません。
参考になるTwitter記事を見つめましたのでご紹介します。