ドイツ系外資系企業に転職して気づいたこと①
ドイツ系企業に転職して分かったこと
ドイツ系企業に転職をしたのですが、性格が日本人と似ている部分があってその辺はやりやすく感じました。
規律をしっかりと守るので、よくありがちな外人は仕事に対していい加減みたいなイメージはなく、仕事面では日本人と遜色ないどころかむしろ、日本人以上に真面目に仕事をする部分がありました。そのため自分もちゃんと仕事に取り組もうという気持ちになることができる職場でした。
日本人の場合よくも悪くも仲間意識が働きますから、和から外れると仕事をしっかりしていても白い目で見られることがあり、一方で仲良くしていれば多少仕事でミスをしても許されるようなところがありましたが、ドイツ系の外資系企業に関しては一切そのようなことはなく、いい加減に仕事をすることは絶対に許されないというところがありました。
そして、日系企業と大きく違うところは仕事のオンオフがしっかりとしているので、仕事とプライベートははっきり区別されるという点にあります。
そのため、ドイツ系企業ではサービス残業というものは一切ありませんでしたし、逆に残業をしていると提示に仕事を終わらすことが出来ない人間だと思われてしまうところがあり、逆に評価が下がってしまうようなところがあります。
残した成果で評価されるドイツ系企業
このようにドイツ系企業では、成果を残したかどうかということが一番のポイントとなり、ただ会社に長くいれば評価をされるというわけではないので、仕事にメリハリをもってプライベートと両立させたい人には向いている職場だと思います。
もちろん日系企業とドイツ系企業のそれぞれに善し悪しがあると思いますが、今の日本の企業の労働環境を考えるとドイツ系企業のほうがずっと働きやすいかなという感じがしました。
性格的にも日本人とドイツ人は似ている部分がありますから、そのような点でも社風が日本人にあっているので日本人が外資系に転職をするならドイツ系が良いのではと感じる部分があります。
外資系転職を考えているなら企業特有の事情を把握しよう
ドイツ企業に関しては私も同意見です。日本人以上に日本人らしいというのが私のドイツ人に対する印象です。ドイツ企業を見ていると一括りに外資系企業と論じてしまうことの不正確さを感じずには居られません。思うにドイツでは労働者に対する保護がしっかりしておりその社会背景が企業が従業員を大切にする風土に繋がっていると思います。外資系企業への転職を考えているなら一括りに外資系企業ととらえるのではなく、転職エージェントなどを利用してその企業特有の事情を把握することが大事です。