転職した外資系企業は時間外労働も非常に少ない環境で実績が評価されます
日系食品商社での休日出勤・時間外労働の経験
私は以前は日系企業の食品商社に勤務をしていました。非常に数多くの取り扱いアイテム数を誇っていて、担当していた部署は営業部でしたので、小売店に対しての販売活動を行ってきました。
仕事量は非常に多く、商品の受注から発注、新商品の提案などを行うことがメインになり、各小売店の在庫管理も必要とされていました。
ライバル企業よりも1つでも多くのアイテムを店頭に並べてもらえるように努力することが大切になり、勿論ノルマの設定もあったので、休日出勤など時間外労働を行うことも多々ありました。
転職活動時に目についた外資系企業のイメージが変わった
仕事に疲れを感じてしまい転職を考えたのですが、実際に転職活動を行ってみた時に外資系企業が目に付くようになりました。当初は外資系企業の場合はきつい仕事が待っているようなイメージを持っていたのですが、実際に面接を受けてみた感想としては、意外とアットホームな印象を受けました。
その結果、思い切って外資系メーカーに転職をすることにしました。その外資系メーカーで取扱いをしているアイテムは化粧品に分類できるようなものです。
商社からメーカーへの転職の場合は、仕事内容が近いこともありスムーズに仕事を覚えることができました。
外資系企業に転職して良かった
最初は不安だったものの、外資系に転職をしてよかったと感じることが次第に増えていきました。例えば仕事を行う環境が非常に優れていることを挙げることができます。
オフィスでは間仕切りでデスクが仕切られていて、仕事に集中できる環境が整っています。また、一定のノルマは存在しているものの、無理な数字ではなく、逆にノルマを達成している状態では、自由な時間を作ることができる環境を持っています。
時間外労働も非常に少ない環境にあり、実績を優先していて、いわゆる年功序列ではない環境になるので、実力を正当評価されていることもよかった点になります。
仕事はハードな一面もありますが、オンとオフの切り替えをスムーズに行うことができる環境にあることも大きなメリットになります。また、収入が以前よりも大幅にアップしているのでとても満足しています。
転職エージェントと個々の外資系企業の実態を確認しよう
外資系企業へ転職することで時間外労働が減り収入もアップした事例です。傾向として日系企業の方が稟議書などの社内手続きにかかる作業が多いようです。外資系企業ではその分を実際の仕事に当てることができるため結果として時間外労働が少なくなる一因かもしれません。それは外資系企業では手続きよりも結果をより重視されるからです。ただしすべての外資系企業が日系企業より良いというわけではありません。実際の転職に当たっては転職エージェントに個々の外資系企業の実態を聞き出してみることをお勧めします。