ドイツ系外資系企業に転職して気づいたこと②
私が感じた日系企業とドイツ系企業の違い
ドイツ系企業に転職をして気づいたことが、日本の労働環境がいかに劣悪なものかということがわかりました。もちろん会社にもよりますから日系企業であっても働きやすい職場はいくらでもあると思うのですが、今の日本の企業の多くはドイツ系企業と比較をすると最悪に近いぐらいの職場環境ではないかと感じます。
基本的にドイツ系企業と日系企業にはある程度似たようなところがあって、ルールをしっかり守るというのは徹底しているように感じます。むしろ、日本よりも杓子定規なところがあってどのような決まりであっても、ルールはルールということで徹底している部分がありますね。
日本の場合には、なあなあでルールが破られたりしてそれが許されたりするのですがドイツ系ですとそのようなことはなく、いかなることがあっても勝手にルールを破るようなことは許されないという感じです。
しかし、日本と違うところはおかしいと感じたルールに関してはそれをはっきりとおかしいと主張することができる風土があって、それが認められればより働きやすい環境に変えていくことができるためその点は日本と大違いだと感じます。
仕事ができる人が何よりも評価されるドイツ系企業
出社する人が偉いのではなく、仕事ができる人が何より評価される世界でもあるので日本のようにただ長々と会社に居たり体調が悪いのに出勤をしてきてそれが認められるということはありません。
残業が多いのは能力がないと宣言しているようなものですし、風邪をひいているのに出社するのは体調管理もできなければ人に移すことを考えていない人間だと評価されるのでこの点も非常に合理的でまともかなという感じがあります。
ドイツ系企業では日本のような精神主義といった部分は一切ないので、良くも悪くもドライで成果主義がはっきりしている職場という感じです。
日系企業の風土というのも悪いものではないと思いますが、現代の日本では悪い面のほうが目立ってしまう状態となっていて、その結果として外資系のほうがよく見えてしまいます。
企業風土が似ている日系企業とドイツ系企業
ドイツ系企業転職の成功事例です。ここで書かれているとおり、ドイツ系企業は企業風土が日系企業と似ており、さらに成果主義が同居しておりドライでありながら労働者がちゃんと守られているバランスの良い企業が多いようです。ドイツ系に製造業が多いことも企業風土が労働者重視であることと関係があるでしょう。転職エージェントは個々の企業の内情に関する情報を持っています。できるだけ情報を集めてその企業特有の事情を理解しておくことが転職を成功させるコツです。