外資系企業で働くのに必要な英語力は様々です
外資系といっても英語力は人さまざま
外資系企業で働くのに必要な英語力は様々です。オフィシャルな文書の提出が英語で求められることもあるので、敬語も使いこなせる英語力を身に着けることが大切です。
帰国子女でも、オフィシャルな英語は意外と苦手な人もいるので、ネイティブの大人が使う敬語で話せたり、書けたりすることは社内からも評価されることにつながり、いろいろなポジションを打診してもらえる第一歩になります。
私は海外留学経験があり、TOEICは970点あるのですが、ネイティブの人にも納得いただけるライティングに関しては、社会人になっても自分なりに新聞を読んだり、英語の文章に触れるようにしたり努力はしていました。
英語ドラマで英語力を磨く
海外経験がない社員から、英語の勉強方法について聞かれることも多かったのですが、私は「聞けるようになること」を一番の目標にするように、英語のドラマを何度も繰り返してみることをお勧めしていました。
最初のうちは日本語字幕で何度も見て、次は英語字幕に切り替えて最後は字幕なしで見られるようにすると、相当リスニング力が上がります。自分自身後天的なバイリンガルなので、アメリカのドラマを見ることでネイティブの会話スピードに慣れ、留学中もネイティブ同士の会話に加わっていくことが出来るようになりました。
外資系の企業ですと、本社とのテレカンファレンスもよくあります。聞き取れない状態を改善しようともせず、とんちんかんな質問を繰り返し会話の流れを止めてしまうと、テレカンファレンスのメンバーから外されてしまうことがあります。
英語が聞き取れないまま放置するのは怖い
私は、英語が聞き取れない状態のまま外資系の企業で働き続けることは怖いことだと思います。オフィシャルな文書とかでわからなければわかる人に聞いたり、自分で辞書を引いたりすることが出来ますが、電話応対やテレカンファレンスは逃げ場がありませんし、できる振りは恐ろしくて続けられないと思います。
自分は英語が苦手だから、外資系に入ってもドメスティックだから、といって逃げている人もいましたが、いいポジションが空いても英語の壁から応募できないなど、自分の可能性をつぶしてしまってもったいないことをしています。
英語ができれば可能性が広がります
英語力に自信がある人は海外のポジションに応募できるなど、いいことがたくさんあります。もちろん、入社時の英語力の差は大きいです。英語ができる人間も、努力はしているので、英語が得意でない人が外資系で働くのはハードルが高いように思われますが、TOEICのスコアの上昇など、できない人はできない人なりに評価してもらえるので、フェアだと思います。
臆することなく英語に果敢にチャレンジしよう
この方のケースは既に十分な英語力があり、テレカンファレンスでも活躍されている経験豊富な人の体験談です。ただし最初からここまでの英語力があるケースはまれです。一番大事なことは英語でコミュケーションをとることについて臆することなくチャレンジする気持ちを持つことです。外資系といえども英語力だけがあれば良いというものではありません。まずは業務知識・経験が大事です。英語力は少しずつ向上を目指して継続して勉強を続けることで外資系で活躍できる英語が身についていきます。