[ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。]

アメリカ系外資系企業に転職して気づいたこと③

2016年7月24日

私のアメリカ系企業での勤務体験談

アメリカ系企業に転職して気づいたことは、アメリカ本社の統治能力が意外と低いということです。

私の勤めていたアメリカ系企業の場合には、かなり大きな会社日本支社の売上高も以前は1兆円を超えていましたし、社長も日本人でした。しかも、その社長の上にはアジア・パシフィック地域の会長という人がいるという構造になっていました。

それが売上がどんどんと減るようになって、日本の会社はアメリカ本社の直轄となるようになり、社長や重役も外国からやってくるようになったのですが、最初は私はこれは良いことではないかと思っていました

すなわち、アメリカ本社の優れた人材が直接統治をしてくれるのなら、会社も良い方向に向くのではないかと思っていたわけです。

ところが実際には全く反対でした。これら外国からやってきた人達は、実際に日本のオペレーションを良くするためにやってきたというよりも、ただ単に自分のキャリアのために日本を利用しているだけとしか思えないような状況だったと言えます。

リストラとそれに続く混乱

やることと言えば、日本では考えられないようなリストラを行って、それで浮いたお金で利益をかさ上げして成績を上げ、その恩賞としてアメリカ本社の重役に昇進するというように見えたわけです。

現場では、例えば社内業務のヘルプデスクが外国に移転されて、まともに日本語が喋れないスタッフに電話をして聞かなければならないとか、承認を得るために日本と関係のない外国の人に説明をしなければならないとか、混乱が起こりました

国際的な仕事の分業になっていると言えば恰好は良いですが、外国の担当者もいつの間にかリストラされていなくなったりするし、夜中に外国の人と電話会議をしなければならないなどのこともありますし、第一自分自身がリストラされるかもしれないという状況ですから、かつてはコンピューター業界の巨人とよばれたアメリカ系企業でも今は惨憺たるものです。

アメリカ系企業はリストラもあるが高い報酬も魅力

newadvisor2

このようなケースは業績が傾いてきた外資系企業で良くあるケースです。但し注意しなければいけないのは全てのアメリカ系企業がこのような会社では無いと言うことです。リストラが多く怖いイメージのあるアメリカ系企業ですが、一方で新しいことを作り出すイノベーション能力が高いのもアメリカ系企業の特徴です。イノベーションを起こしている伸び盛りの会社であれば、自己責任の上に自由とそれに見合う報酬を出してくれるのがアメリカ系企業の良い面です。大事なことは間違った転職先を選ばないこと。そのためにも転職エージェントを上手に利用し、非公開求人情報を含む多くの求人情報に接することが大切です。

外資系企業に強い転職エージェント

JAC Recruitment

JAC Recruitment

1988年より日本で転職サービス支援を開始。外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職のサポートに特に強みを持っています。業界屈指の豊富な求人数をもち国内大手、外資系、海外進出企業など、JACだからご紹介できる求人が豊富にあります。

JAC Recruitmentを利用して転職された方の多くは30歳以上で、管理部門(経理、人事、総務等)や営業職、または業界スペシャリストやエンジニアとして豊かな経験を備えた方が中心です。

ブログランキングに参加しています。応援いただけると励みになります。

外資系転職を成功させる方法 - にほんブログ村

にほんブログ村 転職キャリアブログ 外資系転職・転職活動へ 転職活動ランキング
PVアクセスランキング にほんブログ村